介護職に就くなら気になる「手当」のはなし

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転職する場合のポイント

ポイントを押さえて転職を成功させる

転職はしやすい

介護業界は人材不足なので求人が豊富にあります。経験とスキルを積んで資格を取得していれば転職先に困ることはないでしょう。すでに介護職として働いている人は給料アップや働きやすさなど、今よりも条件のいい職場を探すことになります。ただし、転職回数が多い人は少し注意が必要です。転職回数が多いと、採用側は「人間性に問題があるのではないか」「ここもすぐに辞めてしまうのではないか」といった懸念を抱きます。そのため、何度か転職した経験がある人はそういった不安を面接で払しょくできるように準備しておきましょう。
介護職に初めて挑戦する場合は、これまでの職歴はあまり重要ではないので安心してください。年齢についても心配は不要です。40歳を超えてから介護職に転職した人も多く、他の業界よりも幅広く人材を受け入れています。女性が多い印象があると思いますが、実際は男性の職員も多いのでその点も心配は不要です。

職場選びのポイント

介護職に限った話ではありませんが、職場選びは非常に重要なポイントです。自分に合わない職場だとストレスが溜たまるだけで資格の勉強にも身が入らずキャリアアップの道が閉ざされてしまうかもしれません。職場を見極める際には、「手当の充実度」「教育体制の充実度」「資格取得支援制度の有無」「職場の清潔さ」「新しい技術を取り入れているか否か」に注目してください。働きやすい職場は総じて人材を大切にしているので、職員の成長を促すための体制が整っています。給料アップやキャリアアップを望むなら資格取得支援制度の有無は特に重要なポイントといえるでしょう。ICTや介護ロボットなどの最新テクノロジーが導入されている職場なら、業務の負担も最小限で済みます。

転職に失敗しないためにも

転職に失敗する主な理由は「事前の調査不足」「見学していなかった」「複数の転職先候補を比較検討していなかった」です。職場の方針や待遇、教育体制などは必ず調べて不明点があれば面接で聞きましょう。見学も非常に重要です。求人情報を見ただけでは分からない部分を直接確認できるので、見学の際に何か不穏な空気を感じるのであれば注意してください。
特に大切なのが、複数の転職先候補をピックアップして比較検討することです。比較することでそれぞれの職場の特徴が明確になり、自分に最も合った応募先を選べます。待遇面などで条件に合う求人が見つかったからといって焦ってはいけません。選択肢は豊富にあるので、しっかり見極めた上で応募先を決めるように心がけましょう。

新しい環境を求めている人へ

  1. 求人を探す方法をチェック 求人を探す方法をチェック

    求人サイトやハローワークは多くの求人を扱っているので、豊富な選択肢の中から転職先を探せます。特におすすめなのは転職エージェントを使った方法です。担当者が希望に合った求人を自分の代わりに探してくれます。

  2. 特定処遇改善加算手当とは
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